ステロイド剤は使いたくないのですが

ここで言うステロイド剤とは副腎皮質ホルモンを配合した用薬(塗り薬)のことで、皮膚の炎症反応が強い場合に使用されることがあります。

”ステロイドは怖い薬”と思いこんでる方が圧倒的に多いのは残念ですが、それは使い方を間違った場合のことで、この機会に誤解を解いていただきたいと思います。

ステロイド剤は皮膚の炎症を抑える効果が非常に優れた薬で、アトピー性皮膚炎のつらい症状をなくすためは時として欠かせない薬です。

ステロイド剤は強弱によって5段階の強さがあり、1と5では約700倍も強さが違います。当クリニックではアトピーの炎症反応が強い場合に一番弱いものか、その次に弱いものを使用することがあります。
この強さのステロイドでは副作用がでる可能性はほとんどありません。

一部で言われている「リバウンド現象」など全身に関わる重大な副作用は、よほど強いステロイド剤を大量に使用しない限り、心配はないといえます。

いずれにしても、専門の医師の指導のもとで厳密に使用する必要があります。素人判断で勝手に使用したり・やめたりするのは避けましょう。